後遺障害(後遺症)の慰謝料が低い

示談案
ご確認前に必ずお読みください
保険会社もあくまで会社ですので、利益をあげなくてはなりません。保険会社による示談金の提示額が低い理由はそのためです。 そして、より具体的には、ここでご説明するような計算がなされることにより、保険会社の示談金提示額は低いことが多いです。
もっとも、保険会社は示談金提示額の基準を公表はしていません。ここでの説明は、あくまで、このような保険会社の示談金提示額や計算がなされるケースが多いというものです。 お手元の保険会社からの示談金提示額と見比べて、ご自身のケースではどうなっているか、よくご確認なさってください。

保険会社の提示額は、多くの場合、下の表の裁判の基準より相当低いです。

たとえば、後遺障害等級10級の場合、裁判の基準は550万円程度であることが一般的ですが、保険会社は200万円程度を提示してくることがよくあります。

後遺障害等級10級の場合

後遺障害等級3級の場合、裁判の基準は1990万円程度であることが一般的ですが、保険会社は950万円程度を提示してくることがよくあります。

後遺障害等級3級の場合

何級の後遺障害等級に認定されるかによって、下の表のように受け取れる慰謝料額に大きな差が生じますので、適正な後遺障害等級の認定を受けることが何より重要ということになります。

後遺障害(後遺症)の慰謝料は、1~14級まである後遺障害等級に応じて定額化されています。
裁判の基準は下の表のとおりです(具体的な後遺障害の内容により増減されることがあります。重度後遺障害の場合は近親者の慰謝料が別に認められることがあります)。

後遺障害(後遺症)慰謝料 裁判の基準

第1級 第2級 第3級 第4級 第5級 第6級 第7級
2800万円 2370万円 1990万円 1670万円 1400万円 1180万円 1000万円
第8級 第9級 第10級 第11級 第12級 第13級 第14級
830万円 690万円 550万円 420万円 290万円 180万円 110万円
後遺障害(後遺症)の慰謝料のまとめ
この記事を書いた人
深田茂人
深田法律事務所 代表・交通事故専門弁護士
深田 茂人(ふかだ しげと)
平成17年弁護士登録。平成19年に大分市城崎町に深田法律事務所開設。 これまでに800件以上の交通事故相談、350件以上の依頼を担当しており(令和元年12月15日時点)、特に適正な後遺障害等級の認定が得られるよう注力しています。
【主な職歴・所属】
・大分県弁護士会副会長(平成26年度、平成27年度)
・九州弁護士会連合会主任(平成24年度)
・日弁連交通事故相談センター委員
・日本交通法学会会員
・日本交通心理学会会員
・日本賠償科学会会員

保険会社の提示額が低い理由

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