【耳鳴り】後遺障害12級が認定され、賠償金550万円を獲得した事例

相談者:50代の女性(大分市在住)
事故現場:大分市
交通事故の態様:車同士の交差点での出合い頭の事故
ケガの内容:急性感音性難聴、耳鳴り症
認定された後遺障害等級:12級
解決した金額:550万1047円

ご相談内容

カーテンエアバックが作動して、右耳を強打しました。
耳鳴りがとまらないのですが、医師と保険会社から治療終了の話が出て、これからどのような話を進めていくことになるのか不安です。
弁護士費用特約がありますが、限度額があるとも聞いており、弁護士費用がかかるのかも不安です。

解決内容

まず、弁護士費用は、弁護士費用特約で全てまかなえるので、弁護士費用は一切かからないことを説明しました。

その後、依頼を受け、当事務所の弁護士が、耳鼻科の医師と面談しました。その結果、大学病院で耳鳴りの精密検査を受けることになりました。

大学病院にも、ご本人様に同行し、医師と面談をし、耳鳴りを裏付けるために必要な検査について打ち合わせました。

その後、大学病院の検査結果をもとに、後遺障害等級の申請をしました。

その結果、12級が認定され、加害者側の自賠責保険から241万3670円がご本人様に支払われました(後遺障害分224万円、傷害の残り分17万3670円)。

そして、加害者側の任意保険会社と示談交渉をしました。

当初、任意保険会社は、耳鳴りは主婦業に影響しないと主張して、後遺障害逸失利益(こういしょう いっしつりえき)を0円で提示してきました。
後遺障害逸失利益とは、後遺症のために仕事をしにくくなった分の賠償金です。

これに対し、当事務所の弁護士は、日ごろの主婦の仕事に耳鳴りが与える影響を具体的に主張し、繰り返し交渉をしました。

その結果、後遺症逸失利益225万9050円を含む308万7377円が任意保険会社から支払われました。

自賠責保険からの241万3670円と合わせると、合計550万1047円の賠償金が支払われたことになります。

*上記の賠償金とは別に、治療費が病院に直接支払われています。

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この記事を書いた人
深田茂人
深田法律事務所 代表・交通事故専門弁護士
深田 茂人(ふかだ しげと)
平成17年弁護士登録。平成19年に大分市城崎町に深田法律事務所開設。 これまでに1000件以上の交通事故相談、450件以上の依頼を担当しており、特に適正な後遺障害等級の認定が得られるよう注力しています。
【主な職歴・所属】
・大分県弁護士会副会長(平成26~27年度)
・大分県労働委員会会長(令和2年~現在)
・日弁連交通事故相談センター委員
・日本交通法学会会員
・日本賠償科学会会員
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