交通事故被害者は、情報不足のために大変な損をしてしまうことがあります。
たとえば、治療が終わると、保険会社の担当者が賠償金額を提示してきます。
しかし、その金額は、保険会社内部のマニュアルで計算したものにすぎず、被害者が従わなければならないものではありません。
過去の裁判例に基づく「弁護士基準」で金額を計算し、担当者と交渉することが重要です。
「賠償金額は弁護士基準で計算するべき」と知らなければ、保険会社の言うままの金額で示談をして、大変な損をしてしまいかねません。
ほかにも、交通事故被害者が知っておかなければ損をしてしまうことは多くあります。
しかし、保険会社の担当者による情報提供は、被害者にとって十分でないことが多いです。
なぜなら、保険会社は、保険料を支払っている加害者の味方という立場だからです。
また、支払い金額が少ないほど、保険会社の利益になるからです。
そのため、保険会社の言うとおりにしていると、被害者が損をしてしまうというケースは非常に多いです。
「交通事故被害者が情報不足のために損をするのは絶対におかしい」
そのような思いで、当事務所は、16年にわたり、大分県で交通事故被害者側の弁護活動に携わってまいりました。
交通事故に遭い心身の負担のある被害者の方々に、法律事務所に行く手間や相談の費用がかからないよう、電話やメールでの無料相談を続けています。
しかし、弁護士が交通事故被害者に1人ずつ情報提供していくだけでは、全ての被害者に必要な情報を届けるのは難しいと悩んできました。
その解決策として、深田法律事務所は「交通事故お役立ち手帳」のウェブサイトを立ち上げ、交通事故被害者に向けた情報発信をしています(すべての記事を弁護士深田茂人が執筆しています)。
また、交通事故に精通する全国46の法律事務所に呼びかけ、交通事故被害者がスムーズに無料相談できる態勢を整えました。
当事務所のこのような情報発信・サポート態勢の構築は、2022年11月9日の読売新聞や、2022年2月10日の大分合同新聞で紹介されています。
「交通事故お役立ち手帳」サイトでは、交通事故被害者が、以下のような情報を手軽に入手できます。
質問に答えていくと、慰謝料や休業損害などの賠償金が次々と表示されていきます(弁護士基準で計算されます)。
自動計算された各金額を表で確認できます。
賠償金計算書がPDFで自動で作成されます。
PDFには解説書も付いています。自分の事故に関係する解説ページのURLに自動でレ点が付くので、それらのページにアクセスすることで、専門的な情報も得ることができます。
過失割合とは、交通事故が起きたことについての、加害者と被害者の落ち度の割合のことです。
事故の態様についての質問に答えていきます。
あてはまる事故類型にたどり着きます。
さらに質問に答えていくと過失割合の%が変化し、より詳しく過失割合を調べられます。
調べた過失割合をPDFで印刷できます。
事故から解決までの流れ、各場面の対応マニュアルを見ることができます。
深田法律事務所は、大分県の交通事故被害者に対し、無料で電話やメールでの法律相談をお受けしています(もちろん、ご来所での相談も可能です)。
また、「交通事故お役立ち手帳」サイトは全国の交通事故被害者に向けたものであり、大分県以外の交通事故被害者の無料相談については、交通事故に精通する全国43の法律事務所にご協力いただいています(2022年6月1日時点)。
このように、深田法律事務所は、これまでに培ってきた交通事故に関する情報を広く交通事故被害者に届けるとともに、全国各地の弁護士と協力して、交通事故被害者が不当に損をすることをなくすための活動をしています。
大分市、別府市、中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、国東市、東国東郡 姫島村、速見郡 日出町、玖珠郡 九重町、玖珠町
交通事故に関する示談金・後遺障害等級など、どうぞお気軽にご相談くださいませ。